車検は目的に応じて選ぶ

車検を受ける方法はさまざまあります。左メニューの【車検の選び方】にありますとおり、ディーラー車検・車検専門フランチャイズ車検・民間整備工場車検・カー用品店車検・ガソリンスタンド車検・ユーザー車検・車検代行と、それぞれかかる費用や特徴などが違います。

車検費用の内訳でも解説しておりますが、車検費用というのは車検基本料＋法定費用の合計金額で構成されています。

法定費用の部分はどこで車検を受けても必ず同額ですが、車検基本料は車検を依頼する業者によって、価格や品質が異なっています。

この車検基本料には、基本的に24ヶ月点検整備・検査代・代行手数料なども含まれていますが、どの程度の設備でどこまで点検整備するのかで、料金が大幅に変わってくるのです。

最も安くできるのはユーザー車検ですが、平日の昼間に休みをとらなければなりませんし、時間と労力が多くかかるというデメリットもあります。

それぞれの車検の価格設定や特徴は、こちらで総まとめもしていますので、一度ご覧くださいませ→車検の比較総まとめ！

ユーザー車検はめんどくさそうと思っている方が車検費用をかなり安くする方法！

ユーザー車検は車検制度を知る意味で取り組むのであれば、やるだけの価値があります。

しかし車検費用を安くしたいから、という目的で取り組むと意外に費用がかかり、かえって車検業者に依頼した方が安くついた、というケースもあります。

ユーザー車検は業者に依頼するより高くなることもある！

ユーザー車検は特にあまり車に詳しくなく時間がたっぷりと余っているわけでもなく、しかも車検を受ける対象車両が車検3回目以降という人が興味本位で始めると時間と手間、費用がかかることは確実です。

車検に通すためには車両本体の点検項目が多くあることに加え、車体をリフトアップしないと分からない個所もあります。

また陸運支局に出向いて書類の作成や提出に加え、検査ラインで不具合が見つければ再車検となり、その不具合を直す費用と再び陸運支局に行かなければならない手間、時間がかかってしまいます。

それだけの手間や時間を車検費用に換算すると、ずいぶん高くなってしまう人も多くいるでしょう。

車検費用は法定費用に加え、対象車両の整備費と基本手数料が不明確で業者によって上下幅があることから、安く上がるユーザー車検が一時、流行ったことがあります。

しかし現在は車検業者側も整備費や基本手数料を明確にして、できるだけ安く車検を通すところが増えてきました。

基本料金や割引率が高い車検専門フランチャイズ！

たとえば車検専門フランチャイズのホリデー車検は自動車整備業全体の平均車検整備費用約58,113円（自動車整備白書平成23年度版参照）に対して、加盟店の平均車検整備費用は約35,930円と12,000円以上安くなっています。

もちろん安くても整備は万全で、契約している加盟店すべてが民間車検場となる整備工場を持っているので安心して任せることができます。

同じく車検専門フランチャイズの EPARK車検は、整備費用が全国一律の明確な料金体制であることに加え、この価格から各加盟店が独自に割引を行なっており、公式サイトでも割引クーポンを発行しているので平均30％、最大で70％も安くなる場合があります。

整備内容はホリデー車検同様にしっかりしており、加盟店すべてに国家資格を持つ整備士が常駐、ディーラーと同じく法定24ヶ月点検も含めたコースしか受け付けていないので、車検を通した後も安心して車を使うことができます。

これらの加盟店の所在地は公式サイトから検索することもできますが、より多くの車検業者を選びたいのであれば、一括車検見積りサイトの カーセンサー を利用すると便利です。

近隣の車検業者だけでなく、各種サービスまで一覧表示してくれるので自分のプランに合った車検業者を見つけることができるでしょう。

ユーザー車検の手間と時間の浪費を考えたら、車検専門フランチャイズに依頼した方がずっと効率的です。