盗難発生警報装置やリモコンスターター
車検の合否ボーダーライン
盗難発生警報装置やリモコンスターター
こちらのページでは、盗難発生警報装置やリモコンスターターについて、わかりやすく解説しております(^^)
車の盗難を防ぐために、無理にドアをこじ開けようとするとアラームが鳴る盗難発生警報装置を取り付けたり、遠隔操作でエンジンが始動できるリモコンスターターを取り付けている車があります。
これらの製品は非常に便利でいいのですが、海外からの粗悪品が日本にも流通し、製品の不良による事故や車両火災などのケースが増えてきました。
それを受けて国土交通省は、普通車は2006年7月以降に生産された車から、軽自動車は2008年7月以降に生産された車から、VAS基準(保安基準)を満たさない盗難発生警報装置やリモコンスターターを取り付けている車は、車検に通らないとしました。
ですのでこれから車検を受ける車に、盗難発生警報装置やリモコンスターターを取り付けている場合は、VAS基準を満たしている車検対応製品でないと車検に通らないのです!
VAS基準
市販の盗難発生警報装置やリモコンスターターがVAS基準を満たすためには、以下の基準をクリアする必要があります。
VAS基準 | |
車外 | −40℃〜+125℃ |
車内 | −40℃〜+85℃ |
防塵防水性能 | IP40 |
サイレン音の大きさ | 100dB以上 |
サイレン発報時間 | 車両に異常が発生した場合、サイレンを25秒以上〜30秒以下鳴らす |
ちなみにVAS基準を満たしている製品には、登録マークと登録証が添付されています。
インターネットで検索してみると、VAS基準を満たしていなくても車検に通ったとか隠しておいたらいけたなど、悪いうわさが流れています。
もしVAS基準を満たしていない海外の粗悪品を取り付けていたとして、それが原因による事故や車両火災が一度でも起きれば、安く購入して得した分なんて一気に吹っ飛んでしまいます。
ですので盗難発生警報装置やリモコンスターターを取り付ける場合は、きちんとVAS基準を満たした信頼性の高い製品を選ぶようにしましょう!
車検を少しでも安くするためには、複数の車検業者に見積もりをして価格を比較することが大切です!
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